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がんばれば世界を救う

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survive

日本って、いつからこんなに住みにくい国になってしまったんだろう…と思います。私はずっと東京に住んでいるので、実感としては東京のことしかわかりません。でも、もし結婚して(ここを「もし」としなくてはならないところが寂しいところです)子どもを授かる日がきたら、なんとなく日本で子育てをしたくないなぁと思っています。
日本は物質的にはどの国よりも満たされていて、夜、女性が一人で街を歩いていてもそこまで危険を感じずにいられます。けれど、今、国民が享受している豊かさは、気づかないうちに背負わされた借金によるもの。治安にしても、いわゆる凶悪犯罪が増加していると感じているのは、私だけじゃないはずです。そして何より、いつのまにかたくさんの病名を聞くようになった気がします。特に心の病気に関して…。
以前聞いた話でちょっとうろ覚えなのですが、人間は戦時下におかれるとうつ病にならないといいます。出生率が上がる、とも。もちろん、戦争は決して起こしてはいけないもの。ただ、人間は根本的に生存を脅かされると、生きることや種を残すことだけにその能力のすべてを傾けるのかと思うと考えさせられてしまうのです。
大半の日本国民が衣食住を確保できる豊かさは、戦後必死に働いてきた私の親の世代による恩恵。今更、この豊かな暮らしを捨てて自給自足しろといわれたら(それもある意味、豊かだと思いますが…)、おそらくできないと思います。けれど、心を病んで体まで病んでしまう人がこれほど多い現状は豊かとはいえないでしょう。
今は、本当の意味での「豊かさ」について考えなきゃいけない時期にさしかかっているのではないでしょうか?そんな風に考えている人々が増えてきたからこそ「LOHAS」という言葉が浸透してきたんでしょうね。私も私なりにLOHASな生活をしていきたいと思っています。
LOHASな暮らしを心がけても、体がくたくたになって、心がくじけそうになることもありますよね。でも、きっと身近に自分を心配してくれている人はいるはずだし、そう思う気持ちは一方的なものではないはず。そこにいてくれるだけで、人は誰かを癒しているはずだと今は思っています。人と人とのつながりなのではないでしょうか?
そして、本当に私が子どもを産むときに日本で子育てしたいなぁを思えるようになっていてほしいものです。
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